「社会福祉士になりたいけど、できるだけ費用を抑えたい」「働きながら通信で短期間で学びたい」——そう考える方は多いのではないでしょうか。実際、養成施設によって学費や学習スタイルは大きく異なり、選び方次第で数十万円の差が出ることもあります。
この記事では、学費が安めで通信に対応した短期養成施設をピックアップし、それぞれの学費総額・通信期間・実習の有無・免除条件・サポート内容を詳しく整理しました。
このページでわかること
- 社会福祉士の短期通信養成施設を学費で比較できる
- 実習免除の条件と、その際の学費削減効果
- 教育訓練給付金や奨学金を利用した費用軽減方法
- 通信制でも安心して学べる学校のサポート内容
学費で比較!通信短期養成施設の選び方
施設名 | 学費総額 | 通信期間 |
---|---|---|
東京福祉専門学校 | 約29万円 | 短期(年度で変動) |
穴吹パティシエ福祉カレッジ(香川) | 約30万円(教科書込32万円) | 短期 |
日本こども福祉専門学校(新潟) | 31万円(免除で17万円) | 短期 |
西の河原系施設 | 約22万円(免除時)/約40万円(実習あり) | 短期 |
全国社会福祉協議会 中央福祉学院 | 約20万円 | 短期 |
京都医療福祉専門学校 | 約48万円 | 約11か月 |
札幌医学技術福祉歯科専門学校 | 約38万円(免除で20万円) | 約9か月 |
社会福祉士の通信短期養成施設を選ぶときには、単純な学費の安さだけでなく「実習の有無や免除条件」「通信期間」「オンライン学習の充実度」「居住地域の制約」「追加費用の有無」などを考慮する必要があります。

東京福祉専門学校(通信/短期)

入学金2万円、授業料17万円、実習費10万円で総額は約29万円と比較的リーズナブルです。eラーニングを導入しており、働きながらでも学習を進めやすい環境が整っています。
通信制でありながら学習サポートが厚く、全国から受講しやすい点が強みです。
専門学校穴吹パティシエ福祉カレッジ(香川)

四国エリアを中心に受講しやすい学校で、総額は約30万円(教科書代込みで約32万円)と明快な費用設定です。通信制ではありますがスクーリングが必要で、地域性や日程調整を踏まえて検討すると安心です。
初期費用がわかりやすいため、資金計画を立てやすいのが特徴です。
日本こども福祉専門学校(新潟)

入学金2万円、授業料15万円、実習費14万円で総額31万円ですが、実習が免除になると17万円まで抑えることができます。実務経験を活かせる人にとっては大幅に費用を削減できる選択肢です。
新潟を拠点としつつも通信制で広い地域から受講可能です。
全国社会福祉協議会 中央福祉学院(神奈川)

全国規模で受講者が多い通信制で、実習が不要な区分の場合は約20万円(199,100円)と非常に安価に受講できます。社会人でも学びやすいシステムで、長年の運営実績があるため安心感があります。
教材費やスクーリング費は別途かかる場合があるため確認が必要です。
京都医療福祉専門学校

通信期間が11か月と明確に設定されており、スケジュールを組みやすい学校です。費用は授業料等で約32万円、教科書代約16万円を合わせて約48万円となります。
費用面ではやや高めですが、計画的に学習を進めたい人にとっては選択肢となるでしょう。
札幌医学技術福祉歯科専門学校(北海道)

北海道を拠点とした学校で、実習ありの場合は約38万円、実習免除が認められた場合は約20万円に抑えられます。通信期間は約9か月と短期で、働きながら資格取得を目指す人に適しています。
免除条件に合致すれば非常にコストパフォーマンスが高くなる施設です。
実習免除や給付制度でさらに安くする方法

学費を下げるうえで効果が大きいのは「実習免除」と「公的支援(教育訓練給付・奨学金など)」の二本柱です。
実習が免除になれば実習費や交通費の負担が減り、公的支援を使えば自己負担額を圧縮できます。どちらも受講前の手続きや要件確認が重要なので、検討段階で募集要項と制度案内を丁寧に確認しておきましょう。

実務経験による実習免除の効果と条件
相談援助の実務が一定期間あり、内容が要件に合えば、相談援助実習が免除になる場合があります。免除になれば学費総額が大きく下がり、学習期間の短縮につながることもあります。代表的なケースを整理します(最終判断は各校の審査によります)。
免除になりやすいケース(例) | 必要書類の例 | 費用・期間への影響(目安) |
---|---|---|
指定された分野での相談援助を専任で1年以上(入学前時点) | 在職証明、辞令、職務内容証明 | 実習費・交通費が不要になり、総額が大幅減 |
常勤者の4分の3以上の勤務時間で相談援助に従事 | 雇用契約書、勤務実績のわかる書類 | 上記と同様。学校の基準で個別判断 |
過去の実習履修や関連資格の保有により一部免除 | 成績証明、履修証明、資格証 | 一部のみ免除など柔軟な扱いもあり |
対象となる施設・職種やカウントの方法は学校で異なります。該当しそうな人は、在職証明や職務内容の記載を早めに準備し、出願前に事前相談を行うとスムーズです。
教育訓練給付金・奨学金の活用イメージ
雇用保険の教育訓練給付や自治体の貸与・給付を使えば、実質負担を下げられます。対象講座かどうか、受給要件を満たすかを事前に確認しましょう。
- 一般教育訓練給付(対象講座)
↳受講費用の20%(上限10万円)を修了後に支給。受講前の手続きが必須。 - 一般教育訓練の上乗せ枠(対象講座のみ)
↳支給率が原則40%、条件を満たすと加算あり。名称や条件は案内に従う。 - 専門実践教育訓練給付(対象講座のみ)
↳原則50%を在学中に支給。資格取得・就職等で加算があり、負担がさらに軽くなる。 - 自治体・社協の修学資金
↳地域によって学費や実習費の貸与・給付制度が用意されている場合がある。
いずれの制度も、受講前の確認と期日内の申請が肝心です。講座選びと並行して、最寄りの窓口で必要書類とスケジュールを早めに押さえておきましょう。
まとめ|あなたに合った短期通信養成施設の選び方
この記事では、「通信で短期間・費用を抑えて受験資格を取る」という目的に沿って、学費総額(入学金・授業料・実習費)、通信期間、実習の要否と免除条件、オンライン学習の環境、合格実績といった観点から各校の特徴を整理しました。
安さだけでなく、働きながら学びやすい仕組みや相談体制まで含めて比較することが、最終的な満足度につながります。
実際に検討を進める際は、まず実務経験による実習免除の可否を早めに確認しましょう。免除の有無は総額に直結します。続いて、居住地や学歴による募集要件、スクーリング日程、教材費や交通・宿泊などの追加費用も含めて総費用を見積もることが重要です。
教育訓練給付や自治体の貸与・給付制度の対象かどうかは、受講前の手続き期限に注意しつつ窓口で確認してください。質問対応の方法やeラーニングの使い勝手、過去問演習の支援など、学びやすさに関わる要素も資料請求や説明会で具体的に確かめると安心です。