福祉職のやりがいとは?やりがいを感じない時の考え方も紹介!

福祉職 やりがい

福祉の仕事に就いて15年目になる私は、この仕事の醍醐味をよく聞かれます。「人の役に立ちたい」「誰かを支えたい」と思う人にとって、福祉の仕事は本当にやりがいを感じられる職業です。

高齢者や障がい者、子どもたちなど様々な方々と日々接しながら、その生活を支えることが私たちの役割です。

正直なところ、現場では体力的にも精神的にもきついときがあります。でも、それを上回る充実感があるからこそ、多くの人が続けられるんでしょうね。この記事では、私自身の経験も交えながら、福祉職ならではのやりがいについてお伝えします。

目次

福祉の仕事とは

福祉の仕事って、単に「お世話をする」だけじゃないんですよね。高齢者や障がいのある方、子どもたちなど、支援が必要な人が「自分らしく」生きられるようにサポートすることが本質だと思います。

私が新人の頃、先輩から「ただ手伝うんじゃなく、その人が自分でできることを増やしていくのが私たちの仕事」と教わったことが今でも心に残っています。だから専門知識や技術ももちろん大事ですが、相手の気持ちを理解する力やコミュニケーション能力も欠かせないんですよね。

福祉の仕事の種類

福祉で働く

福祉の仕事には本当に様々な分野があって、どんな人を支援するかによって内容も変わってきます。私の同期は今、それぞれ違う分野で活躍していますよ。

介護福祉

私の母が実は特別養護老人ホームで働いているんですが、食事・入浴・排せつなどの身体介助から、リハビリのサポート、日常の悩み相談まで幅広い業務をこなしています。

うちの地域でも高齢化が進んでいて、求人が常に出ていますね。

障害福祉

大学の友人は知的障がいのある方の就労支援施設で働いています。障がいの種類や程度によって必要な支援が全然違うので、一人ひとりに合わせたアプローチが求められるそうです。

彼女は「一緒に働く仲間として関わることで、お互いに学ぶことが多い」といつも話しています。

児童福祉

私自身は以前、児童養護施設で働いていました。

虐待を受けた子どもたちのケアは本当に難しかったけれど、少しずつ心を開いてくれたときの喜びは何にも代えがたいものでした。子どもの成長に直接関われるのは、この分野ならではの特徴だと思います。

その他にも、医療福祉や生活困窮者支援といった福祉の仕事があります。

福祉の仕事のやりがいとは?

率直に言って、福祉の仕事は楽ではありません。

しかし、他の仕事では味わえない瞬間がたくさんあります。先日も、認知症の利用者さんが突然昔の記憶を話し始め、「あなたがいてくれて良かった」と涙を流されたときは、こちらも思わず目頭が熱くなりました。

利用者の笑顔や感謝が直接伝わる

福祉の仕事の最大の魅力は、自分の行動が誰かの笑顔につながることだと思います。「ありがとう」という言葉をもらえるのはもちろん、言葉にできない感謝の表情に出会うことも多いんです。

職場のAさんは最初、施設に来たばかりのときは無表情で過ごしていました。でも毎日の会話や活動を通じて、少しずつ笑顔が増え、今では冗談も言えるほど打ち解けています。

また、障がい者支援センターの知人は「担当していた方が初めて一人で電車に乗れたときは、自分のことのように嬉しかった」と話していました。こういう変化を目の当たりにすると、この仕事を選んで良かったと心から思えました。

社会貢献を実感できる

僕が福祉の道に進んだのは、「社会の役に立ちたい」という単純な理由からでした。実際、この仕事は社会を支える重要な役割を担っていると日々感じます。

例えば、祖父母の介護に悩んでいたご家族が「デイサービスを利用するようになって、家族の時間も取り戻せました」と言ってくれたとき、自分の仕事が一つの家庭を支えているんだと実感しました。

また、児童養護施設で育った子が「ここで過ごせたから今の自分がある」と言ってくれたときは、未来の社会を作る一助になっているんだと思えて誇らしかったです。

福祉の仕事でやりがいを感じにくいときの対処法

福祉用具専門相談員とは

正直に言うと、私も何度か「もう辞めようかな」と思ったことがあります。利用者さんとの関係がうまくいかなかったり、職場の人間関係で悩んだり…。でも、そんな時期を乗り越えるコツがあります。

燃え尽き症候群を防ぐには?

私の同僚が一度、燃え尽き症候群になって休職したことがあります。彼女は「もっと利用者さんのためにできることがあるはず」と自分を責め続けた結果、心身ともに限界を超えてしまったんです。

彼女から学んだのは、「完璧を求めすぎない」ことの大切さです。福祉の仕事は一人では完結しません。私も最初は「自分が何とかしなきゃ」と思い込みがちでしたが、今は同僚や他の専門職と協力して支援するようにしています。チームでサポートする意識が大事なんですよね。

また、私自身が心がけているのは「仕事とプライベートをきっちり分ける」ことです。以前は家に帰っても利用者さんのことが頭から離れませんでしたが、今は趣味の時間を確保して、意識的に切り替えるようにしています。

先週も久しぶりに友人と飲みに来ましたが、そういう時間が新しい活力になるんですよね。

職場の環境が大切

職場の環境も大切です。私が長く続けられているのは、困ったときに相談できる先輩や上司がいるから。一人で悩まず、定期的にミーティングやスーパービジョンを活用することで、視野が広がることも多いです。

福祉の仕事は、やりがいのある分だけ、時に心身の負担も大きくなります。でも、自分自身をケアすることも仕事の一部だと考えれば、無理せず長く続けていけると思います。私もまだまだ試行錯誤の日々ですが、利用者さんの笑顔のためにこれからも頑張っていきたいです。

やりがいを感じるおすすめの職場

私も勤めるサクラサービスがとてもおすすめです!働くやりがいだけではなく、福利厚生も非常に充実しており、上場企業勤めの友人とも引けを取らない待遇を受けている自覚があります!

サクラサービス

サクラサービスとは、介護保険に関わる福祉用具レンタル事業を中心に展開する会社です。「少子高齢化」「介護保険制度」を背景に、創業以来安定した成長を遂げており、毎年多くの新卒社員も入社を決めています。

項目数字
年間売上30億円
社員数291名
育休取得率100%
有給取得率79%
新卒初任給月給 340,875円~
(経験によって優遇あり)

転職を考えている方はもちろん、ジョブチェンジへの挑戦や福祉用具専門相談員などの専門資格をお持ちの方も大歓迎です!業界のなかでは給与水準も高く、毎年成長し続けております。

まとめ

福祉の仕事に携わって感じるのは、この仕事の多様性と奥深さです。介護・障害・児童・医療など、様々な分野がありますが、共通しているのは「人の人生に寄り添う」という点。利用者さんの笑顔や「ありがとう」の言葉、小さな成長の瞬間に立ち会えることが、この仕事最大の喜びだと思います。

もちろん大変なこともあります。でも完璧を求めすぎず、自分の時間も大切にしながら、職場の仲間と支え合うことで、長く続けていける道が見えてきます。私自身も日々学びの連続ですが、自分のペースを大切にしながら、これからも福祉の道を歩んでいきたいと思っています。

運営会社

サクラサービス株式会社
メディア編集部
サクラサービスでは、日常生活にお困りになった高齢の方に、福祉用具の提供や住宅改修による最適な住環境づくりのお手伝いをしています。日々の業務で得たノウハウや知識をメディアを通じて発信してきます。
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