「できるだけ安く」「通信で短期間に」「働きながらでも」——この三つを満たして精神保健福祉士の受験資格を目指したい人向けの記事です。
学校ごとに学費の内訳や学習スタイルが違い、実習の有無や免除可否で総額は大きく変わります。この記事では、学費が抑えめの短期通信課程を中心に、費用総額・期間・実習条件・オンライン学習の使い勝手まで、出願前に押さえたい要点を整理します。
このページでわかること
- 通信+短期で学費を節約するための選び方の軸
- 主要校の費用内訳(入学金・授業料・実習費)と学習期間の目安
- 実習免除の条件と、免除時にどれだけ総額が下がるか
- 教材費・選考料・スクーリング関連など見落としやすい追加費用
精神保健福祉士の短期養成校の選び方
短期×通信で学べる主な養成校を、学費と期間、実習の扱いで横並びに整理しました(年度や要項で変動あり)。
学校名 | 課程・期間(目安) | 学費合計(実習あり) (主な内訳) | 学費合計(実習なし) (主な内訳) |
---|---|---|---|
東京福祉大学 | 短期養成・通信/約9か月 | 366,500円 (入学金20,000円+授業料149,000円+実習費190,000円+保険料7,500円) | 176,500円(医療機関実務1年以上)/316,500円(社福実習履修済) (入学金・授業料・保険料等) |
日本社会事業大学(通信教育科) | 短期養成・通信/約9か月 | 474,000円(210時間実習)/404,000円(150時間・社福実習履修者) (入学金30,000円+授業料140,000円+面接授業50,000円+実習費ほか) | 224,000円(実習不要者) (入学金・授業料・面接授業・保険料) |
日本福祉教育専門学校 | 短期養成・通信/9か月 | 470,000円 (入学金20,000円+受講料210,000円+実習費240,000円) | 230,000円(実務経験者等) (入学金20,000円+受講料210,000円) |
日本福祉大学(通信教育部) | 通信制大学/期間は履修計画次第 | —(単位制のため履修量で変動) | —(単位制のため履修量で変動) |
費用を圧縮する鍵は、学費総額の内訳と実習の扱いを正確に押さえることです。入学金・授業料・実習費に加え、教材費やスクーリング関連費、選考料、交通・宿泊などの追加費用まで見込んだ「総コスト」で比較すると差が見えやすくなります。
東京福祉大学 短期通信課程

短期型で通信中心の学びが設計されており、働きながら進めやすいのが強みです。費用は見出しのとおり目安が示されており、実習免除に該当すれば総額が大きく下がります。
科目ごとの学習はオンラインを主軸に据えつつ、必要なスクーリングを短日程でまとめる運用が案内されている期もあります。教材費や選考料などの追加分は年度で異なるため、最新の募集要項で内訳を確認し、勤務スケジュールとの整合を取って出願準備を進めると無理がありません。
日本福祉大学 通信教育部

通信制大学として費用が抑えめの体系が用意され、長期在籍を避けて計画的に単位を積むことで実質的な負担を下げやすいのが特長です。
短期養成に相当する科目配置や開講時期は年度で変動するため、受験資格までのルートを逆算し、必要単位・期間・スクーリングの日程を突き合わせることが重要です。
オンライン科目の割合やレポートの提出方法、質問対応の流れなど、学習の運びやすさも資料と説明会で確かめておくと安心です。
日本社会事業大学 通信教育科

通信教育科は歴史があり、費用帯が抑えめで計画が立てやすい点が評価されています。学習は通信中心で、スクーリングは集中型やオンライン併用の案内が見られます。
実習免除の審査プロセスや必要書類が明確で、該当者は費用と時間の両面で負担が軽くなります。科目の配置や履修の流れは年度で更新されるため、出願前に最新の要項を取り寄せ、勤務や家庭の予定と照らし合わせてスケジュールを固めると無駄がありません。
日本福祉専門学校 短期通信課程

短期(例:9か月)で完走しやすいカリキュラムが組まれており、オンライン学習の比重が高いのが魅力です。実習免除に当てはまる場合は下限に近い費用帯になり、未経験で実習が必要な場合は上限に近づく構造です。
スクーリングは集中日程で設定されることが多く、地方在住者は移動費の試算を事前に行うと安心です。教材費や選考料、レポート提出に関連する細かな費用は年度で差が出るため、資料請求の段階で内訳を確認しておくと後悔がありません。

精神保健福祉士のの実習免除や通信制大学活用で費用をカット
学費を抑える近道は、実習の免除と通信制大学の単位認定・短期課程の併用です。実務経験などが合えば実習費や交通費が不要になり、学習期間の短縮も見込めます。
さらに、科目等履修や既修得単位の認定が使える学校なら、受講ボリュームを減らして総額を圧縮できます。
相談援助実務経験がある場合の実習免除メリット
結論から言うと、相談援助の実務が一定期間あり内容が条件に合う場合、実習が免除になるケースがあります。免除の有無は学費に直結するため、最優先で確認したいポイントです。
主なメリット | 必要になりやすい書類 | 注意点 |
---|---|---|
実習費・交通費の大幅削減、学習時間の確保 | 在職証明、辞令、職務内容証明 | 対象となる施設・職務の範囲が細かく定義される |
スクーリング日程の圧縮が可能 | 勤務実績を示す書面(シフト、勤怠など) | 個別審査のため結果は学校ごとに異なる |
精神的負担の軽減(現場経験を学習に直結) | 過去の実習履修や関連資格の証明書 | 免除後も一部演習やレポートが課される場合あり |
判定は学校単位で行われます。該当しそうな人は、在職証明の形式や記載項目(業務内容・勤務形態・期間など)を事前に確認し、早めに書類を整えると手続きがスムーズです。

教材費・選考料・スクーリング費など見落としがちな費用も確認
学費比較では、入学金と授業料だけに目が行きがちです。実際には、学び始めてから追加で必要になる費用が少なくありません。申し込み前に総額感を押さえておくと後悔を避けられます。
- 教材・教科書代
↳テキスト一式や問題集、レポート用資料の購入費 - 選考料・事務手数料
↳出願時のエントリー費用や合否通知関連の費用 - スクーリング関連(交通・宿泊・会場費等)
↳集合日程がある場合の移動・宿泊・食事の実費 - オンライン学習の環境費
↳通信量、Web会議用デバイス・周辺機器の整備費 - 国家試験対策の追加講座・模試
↳直前期の対策講座、模擬試験、解説冊子の料金
これらを含めた「実質総額」で比較すると選択がぶれません。見積もりを取り、支払いタイミング(月払い・分割の可否)まで把握して計画に落とし込むと安心です。
まとめ|短期×安さで選ぶ精神保健福祉士養成校
本記事では、通信で短期間に受験資格をめざすうえで注目すべき学校と、学費総額(入学金・授業料・実習費・教材費等)、学習期間、実習の要否や免除条件、オンライン学習の環境といった比較軸を整理しました。特に、実習免除の可否と通信で学べるかどうかは、費用と時間の両面に直結します。
実際に検討を進める際は、まず自分の職務経歴が実習免除の対象になり得るかを募集要項で確認し、在職証明や職務内容の証明など必要書類を早めに準備すると手続きがスムーズです。
次に、学費だけでなく、教材・選考料・スクーリング関連の移動や宿泊の実費まで含めた実質総額を学校ごとに試算し、支払い方法(分割の可否や納入時期)まで把握しておくと安心です。通信の学習環境やサポート(質問対応の方法、eラーニングの使い勝手、過去問演習の支援)も、資料請求や説明会で具体的に確かめてください。